事業概要

優秀な女子学生が経済的負担や学位取得後のキャリアパスに過大な不安を抱えることなく、博士後期課程へ進学し研究できる体制を構築することを目的としています。

3年間の標準修業年限内(長期履修学生の場合、申請履修年限内)に博士の学位を取得し、学位取得後のキャリアへのスムーズな移行が可能となるよう、海外派遣や企業等におけるインターンシップを取り入れつつ、研究力の向上やキャリアパスの確保へ向けた支援策が計画されています。

教育研究の理念「男女共同参画社会をリードする女性人材養成」に基づき、令和2年度に博士後期課程の全面的な組織改編を行いました。この組織改編では、専門知識に加え、物事を俯瞰する力の育成を強化することで、より高度な主体的判断力・主体的行動力・課題発見力を身につけ、答えのない問題に挑戦していくことのできる女性人材を育成することに力点をおいています。その延長線上には、社会の指導的地位につく女性として、ガラスの天井を打ち砕く(Shattering the Glass CeilingSGC)姿が期待されています。

連携体制

SGCフェローシッププログラム

学生一人あたりに給付される生活費相当額および研究費の年額と採用計画

※応募できるのは2023年入学者まで

SGCフェローシップ サポート

大学院生の悩みはいろいろ。
経済面の支援のほか、研究面からキャリアアップまで多方面にサポートします。

経済的支援
1年
2年
3年
生活費相当額
月16万円 × 12ヶ月 × 3年
研究費
18万円
18万円
18万円
研究力向上支援

本プロジェクトでは受給生の主体性、研究力、国際発信力、企画運営力などの能力を伸ばすため、あらゆる方面からサポートする体制を整えています

1年
2年
3年
学外活動
国内外へのインターンシップ(C-ENGINE)
履修科目
ワークスタイルセミナーなど2科目
セミナー参加
実技セミナー
英会話
プレゼン
イベント
交流企画
交流企画
交流企画
※セミナーは年によって、内容が異なります。

トランスファラブルスキル向上支援

義務科目である授業の中では、研究活動で身につくトランスファラブルスキル(転用可能な能力)の意識化と、それを自己の強みとして表現することを促します。また、各種のセミナーを通じて、研究で活かせるプレゼンテーションスキル、支援金受給に際して必要な確定申告の仕方など、将来においても有益となるスキル獲得の機会を提供します。

国際発信力向上支援

国際会議での発表や海外の研究者との円滑なコミュニケーション能力の向上のために、プレゼンテーションやディスカッション、国際論文執筆などに特化した、個別の英会話レッスンを開催しています。ネイティブ講師のセミナーなどにより、実践力を高めます。

メンターチームによる研究支援

メンターチームが受給生の研究の方向性や進路について、指導教員とは異なる視点からサポートします。専門分野または近接他分野の学内外教員メンター等が個別アドバイスを行う「メンター制度」を取り入れています。メンターは指導教員と受給学生が相談して選び、年に数回自身の研究内容や進路、その他不安に思うこと等について助言を受ける機会を設けています。

研究交流・自主的活動の支援

プロジェクト生同士が交流・情報交換できるイベントがあります
また、受給生の主体性や積極性、企画・運営力等を伸ばすために、自主的なイベント企画やネットワークを広げる活動についても、支援しています。

キャリアパス支援

インターンシップをはじめキャリアに関する相談やアドバイス(書類作成支援、面接練習等)、イベント企画などを行っています

研究インターンシップ支援

研究者として働くことを具体的にイメージできる機会を提供します。希望する研究機関や企業での研究インターンシップに関するご相談に応じます。特に、産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)を通じた研究インターンシップを推進しています。コーディネーターが学生・大学教員と企業とのパイプ役を果たし、ていねいなマッチングに努めます。

<個別支援>

気楽に利用できる専用の相談窓口としてキャリア開発支援本部を設けています。

・キャリアカウンセリング
・就職のための応募書類作成
・面接準備に関する助言・指導
・プレゼンテーションの練習
・支援メニューの紹介

等をキャリアコーディネーターが総合的に行います。

イベント情報

奈良女子大学次世代研究者挑戦的研究プログラムSGC-NEXUS受給生募集について(2025(令和7年)_4月募集)

2025年2月14日/作成者: 郁恵河原

(2/6)学振特別研究員申請書 書き方セミナー開催!

2025年1月9日/作成者: IwatsukiKyoko

12/11 日本学術振興会特別研究員 学内説明会のお知らせ

2024年11月19日/作成者: IwatsukiKyoko

2024年度 確定申告セミナー 基本の「き」(12/9)

2024年11月14日/作成者: IwatsukiKyoko

女性研究者の皆さま「みかさカフェ」にご参加ください!

2024年10月29日/作成者: IwatsukiKyoko

11/21開催!令和6年度奈良女子大学大学院ドクターコース 人間文化総合科学研究科博士後期課程 進学説明会

2024年10月28日/作成者: IwatsukiKyoko

令和6年度 研究とキャリアをつなぐDr’sセミナー企画(11/12)「研究者としてのキャリア形成 -⾃然科学領域において研究職に就くとは?-」

2024年10月21日/作成者: IwatsukiKyoko

博・学・カフェが始まります!&交流会の開催日決定(11/6)

2024年10月17日/作成者: IwatsukiKyoko

第21回 NWU キャリアトークカフェ<ゲスト:株式会社神戸製鋼所>

2024年9月26日/作成者: IwatsukiKyoko

第20回 NWU キャリアトークカフェ<ゲスト:レスター大学研究者Dr. Inara Liepina>

2024年8月6日/作成者: IwatsukiKyoko

8/7 博士後期課程学生とジョグジャカルタ大学生の研究交流会-SPMM2024とともに-のご案内

2024年7月30日/作成者: IwatsukiKyoko

7/8(月)第2回起こした人の話を聞く会<研究と好奇心から生まれた話題のお茶とは?丸岡毅さん>参加者募集

2024年6月18日/作成者: IwatsukiKyoko
Load more

SGCフェローシップ 募集要項

令和5年4月入学者向け および 全学年向け追加募集
奈良女子大学博士号取得支援SGCフェローシップ募集要項

令和5年3月3日(金)~ 3月10日(金)12:00 締切

SGCフェローシップ Q&A

募集に関するFAQ(よくある質問)は下記をご覧ください。

Q&A2022121日更新)(PDF)

  • 申請資格について
  • 受給決定後について
  • 予算執行について)

SGCフェローシップ 受給者用

SGC +プロジェクト、SGCフェローシップ受給学生 12ヶ月の活動タイムライン
12ヶ月の活動タイムライン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2. 4〜9月上半期:
メンターチームと面談後、報告書提出(10月中旬提出)
メンターチームと面談
報告書提出
3. 10月中旬締切:
上半期現状報告書提出
報告書提出
4. 10〜3月下半期:
メンタチームと面談後、報告書提出(4月中旬締切)
メンターチームと面談
報告書提出
メンターチームと面談
5. 2月中旬〜3月中旬:
研究奨励賞・研究専念支援金確定申告
確定申告
6. 4月中旬締切:
下半期現状報告書の提出※→大学院係へ
報告書提出※
※現状報告書は、通常のもの(ドクター学生さんと指導教員の方に半期ごとに出していただいているもの)で代用していますので、そちらを大学院係に提出いただければ結構です。
受給期間3年間においての義務

2回生終了時までに

「自己分析・ワークスタイルセミナーA・B」「キャリアセミナー(ビジネススキル・インターンシップほか)A・B(格 1 単位)の中から 1 単位以上履修すること

受給終了時までに

公開での研究成果発表を実施すること

※博士論文公聴会の案内文書、学会発表等のプログラム及び講演要旨の写し、またはこれに準ずる資料を提出することをもって確認します。

予算執行についての注意事項およびQ&A

公正な研究活動を行うために
公正な研究活動を行う上でのモラルについて、下記ガイドラインとハンドブックを通読し、正しく理解するように努めてください。

SGCフェローシップ お問い合わせ

フェローシップに関するお問い合わせは以下までお願いいたします。

問い合わせ先

奈良女子大学学務課大学院係
奈良女子大学博士号取得支援SGCフェローシップ担当

〒 630-8506 奈良市北魚屋西町
TEL/FAX : 0742-20-3572
E-mail : nwu-sgc@cc.nara-wu.ac.jp
URL : https://cdpd.nara-wu.ac.jp/

© - 奈良女子大学 男女共同参画推進機構 キャリア開発支援本部